カラーの染まる仕組み

BLOG: サロンブログ

2019.03.13: 未分類 | その他 | カラーリング | 美容師は教える

カラーリングって何故染まるの？

私はよく美容師になる前にカラーって何故染まるの？

不思議でしょうがありませんでした。

1度染めたら明るくなったり赤く染めたり白髪を染めてシャンプーをしても色が落ちない何故でしょう。

こちらではそんなカラーリングの染まる仕組みについてお話し致します。

まず髪がカラー剤で染まる仕組みを簡単にお伝えします。

カラー剤に入っているアルカリ剤が髪の表面のキューティクルに隙間を作る→

その隙間から薬剤が髪の内部に浸透→

カラー剤にミックスする過酸化水素が酸素の力でメラニン色素を壊しトーンアップ→

更に髪の内部に浸透した色素が過酸化水素が発生させた酸素により発色を起こす。→

過酸化水素が発生させた酸素が髪を酸化させる作用で髪の表面のキューティクルの隙間を閉じる。

これがカラー剤による髪が染まる仕組みです。

こちらのカラーでは主に根元近くから白髪染めをしたり、通常のファッションカラーを楽しめます。

その他にマニュキュアタイプのカラー剤はマニュキュア自体が赤や黄色や緑などの色をしていて髪の表面のキューティクルの上に張り付いて幕となり髪に定着しマニュキュアの色に染まった感じになります。マニュキュアタイプのカラー剤はブリーチ効果はありません。その為に黒髪を染めるとあまり色味がわからない場合もあります。

しかし最近流行りのクレイジーカラーなどは1度ブリーチして一旦髪を明るくした上でマニュキュアタイプのカラーをしますのでマニュキュアの色味がそのままはっきりと出るようになります。