池袋は美容室激戦区

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2019.04.07: その他 | 美容師は教える

池袋は美容室激戦区

池袋というと埼玉方面の方々が通いやすいターミナル駅という印象がありますが、その毎日の乗降客数は新宿が世界第1位に準じて世界２位を誇るの程の駅なのです。

丸ノ内線、山手線、西武池袋線、東武東上線と数えたらきりが無い程の列車が乗り入れています。

そんな駅ですから、そこにある美容室に通う方も桁違いに多いのです。

今から10数年程前からそのお客様を目当てに沢山の美容室がオープンして現在では駅から半径300m以内の美容室件数で間違えなく日本でも指折りに数えられます。

東口方面は割と若いお客様ターゲットの美容室が多く、西口方面には30代以降の方が通う美容室が多いようです。

では何故ここまで美容室の件数が池袋には多くなったのでしょう。

それは今から15～16年ほど前から始まったホットペッパーブームで今迄強気に料金設定されていた美容室がホットペッパー内で競合サロンがあれよあれよと料金の割引を行うのに殆どのサロンが釣られて、消費者もホットペッパーで美容室に行くと安く行けると思った方が多く池袋や新宿といった一大ターミナル駅からそのブームが始まり池袋や新宿に沢山の美容師さんがお客様が集まるという事で出店されたからです。

その出店増加数はつい最近まで続いて最近やっと横ばいになったようです。

20年程前に起きたカリスマ美容師ブームで美容師に憧れて美容師なった人達が丁度出店する時期も重なりこのような状況になっています。

美容室の数が増えるのは良い事ですが割引をして集客をするという手段は美容師の価値を下げ生活環境を下げる結果も見出してしまいます。池袋にはこれだけの沢山の美容室があるのですから割引で競い合うのではなく料金が高くてもお客様から好まれるレベルを競い合って欲しいです。

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